歌が下手でも歌手になれるのが日本の文化といわれています。
そんなアイドルを育成しながら通う形態のカフェがあるみたいです。
それは、アイドル育成型エンターテインメントカフェと呼ばれます。
そして、これから全国でどんどんできる可能性があります。
このアイドル育成システムはまず、会員になり、アシスタントプロデューサーという肩書をもらいます。
そして、店を利用したり、物販などでレジを通したものであれば、500円で1ポイントが貯まります。
ポイントが増えると肩書も上がるような仕組みになっていています。
簡単に言えばお金をたくさん使ってくれた人に、いい肩書を与えるみたいなものです。
ここまででは、普通のカフェと変わらないシステムです。
ただそのほかに推し行為というのがあり、クレジット×肩書=推しというシステムです。
自分が気に入った子やオーディションPVを見て気に入った子、接客をしてもらって気に入った子などに推し行為をすることで、順位が変わるシステムになっています。
このクレジットは公式サイトにアクセスすると、一日に1クレジットもらえます。
その代わり、毎日アクセスしなければなりません。
そのほかに、イベントなどでクレジットの付与のサービスのときに、クレジットが発生します。
入店退店を繰り返すとクレジットが増えます。
クレジットを増やし、推し行為をするために足しげくお店に通って、自分のお気に入りの子の順位を上げるようにがんばって、お金を使います。
順位が上位の子たちには芸能活動CDデビューなどがあります。
そして、上位にいないとその枠に入らないため芸能活動ができない仕組みになっています。
ただのカフェで働く接客スタッフです。
そんなことにならないよう、自分の好きな推しの子を上位にするためプロデューサーになったお客はポイントとクレジットを、激しく加算します。
肩書を上げるため、すべてはアイドルを育成するために、と自分に言い聞かせ、たくさんのお金を使うのです。
日本のアイドル文化は独特に変化しているように思います。
そんなアイドルヲタクが、日本のアイドルのCD売り上げやPV売り上げに貢献しているのです。
外国人から見れば、不思議な文化かもしれません。
ドゥー・ユー・ライク・アン・アイドル?