カフェの発祥はどこだと思われますか?
実はカフェの発祥は1554年にトルコ、イスタンブルとなっています。
ですが今ではカフェの本場は、フランスと言うのが一般的ですので多くの人が勘違いをされると思います。
確かに現存する最古のカフェとして1686年より営業をしている「ル・プロコップ」という店があり、ルソーやディドロといった歴史上の有名人が常客だったそうで名店中の名店となっています。
またフランスのカフェはカウンター(立ち飲み含む)・テーブル席・テラス席の順番により料金が違い(テラス席はカウンター席の約2.3倍)日本とは違う特色の文化を持っています。
一方日本では、明治時代の終わり頃に東京銀座で「カフェープランタン」大阪箕面市で「カフェーパウリスタ」などの店が登場しますが、日本ではあまり認知されず喫茶店と形態を変え定着をしていきます。
しかし近年はヨーロッパスタイルのテラス式カフェや更に形態を変えた現代型のカフェが増えすっかり定着を見せています。
その中の現代型のカフェにスポットを当ていくつか紹介します。
[カフェバー]
その名のとおりバーとしての特色を多く取り入れ、通常のカフェよりアルコール類のメニューが豊富でワインやカクテルを取り扱う店舗です。
[複合カフェ・メディアカフェ]
飲食以外のサービスも提供するカフェの総称。
絵画などを展示してあるギャラリーカフェ、漫画を取り揃えた漫画喫茶、パソコンを自由に使えるインターネットカフェなどがこれに当たります。
[メイド喫茶・執事喫茶]
店員がコスプレをして営業を行い、非日常空間を演出し接客対応を受けることが出来ます。
[猫カフェ・犬カフェ]
犬や猫が店内で多数飼われており、動物と触れ合いながらお茶などを楽しめる様になっています。
[レンタルカフェ]
カフェとしての設備を完備しており、時間・日にち単位でレンタルする事が出来ます。
パーティーや女子会などに多く利用されるが、管理者が営業許可・資格などを持っている事がほとんどの為、すぐに営業をしたいという要望にも応える事が出来る様になっています。
このように長い歴史を持つカフェも、時代により形を変え顧客のニーズに合わせながら、これからも社会に受け入れられていくと思います。
しかしながら、日本は他国の文化を取り入れ、それを独特の文化に応用することに、たけているとつくづく感心します。