イタリアの文化 カプチーノ

イタリア人はコーヒーが大好きです。

コーヒー、といっても日本でおなじみのドリップ式のコーヒー(紙フィルターで淹れるタイプ)ではなくて、エスプレッソのことです。

朝起きたら1杯、朝食時に1杯、昼前に1杯、ランチ後に1杯・・・と、コーヒーなくしてはイタリア人の生活は成り立たないかのようです。

イタリアの街角にはバーがあって、皆そこで立ち飲みでグイっとエスプレッソを飲み干している姿がよく見られます。

砂糖を加えるのも忘れてはなりません。

さて、そんなエスプレッソとともにイタリアで人気があるコーヒーが、カプチーノです。

カプチーノは、白い丸みのある陶器のカップに表面はミルクの泡で覆われてさらにチョコレートパウダーが振りかけられていたり、文字などが描かれているのが一般的な姿です。

カプチーノは、イタリア語では「カップッチーノ」と発音されます。

これは、もともとはカトリック教会の一派、「カプチン会」の修道士、という意味を持つ言葉です。

彼ら修道士が身につけていたフード付きの修道服をカップッチョといいますが、これにちなんだ名前のようです。

カプチーノは、エスプレッソにミルクを加えたものなのですが、蒸気によって温めたスチームドミルクと、蒸気によって温めたフォームドミルクの2種類の形状のものを加えるところが特徴的です。

エスプレッソとスチームドミルク、フォームドミルクの3つの割合に決まりはなく、カフェによって違いがありますが、一般的には1:1:1であるといわれています。

カプチーノは、加えるミルクの割合の違いによって異なる名称を持っています。

例えば、カプチーノ・キアロはエスプレッソに対するミルクの割合が多めで、イタリア語で「明るい」という意味のキアロが付けられています。

反対に、ミルクの割合が少なければカプチーノ・スクーロという名前になり、スクーロは「暗い」という意味になります。

また、カプチーノにはトッピングが加えられることがあります。

カプチーノ・コン・カカオはココアパウダーを振りかけたものであり、その他、キャラメルシロップやへーゼルナッツシロップなどのヴァリエーションがあります。

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