最近、異業種のカフェ参入が、目立つようになりました。
“ブルガリ”がインストアカフェというお店を出し、話題になりました。
オーガニックライフを提案している“コスメキッチン”では、オーガニックカフェをオープンしました。
低農薬なオーガニックを使ったお野菜中心のメニューが特徴です。
店先から、メニューまでオーガニックへのこだわりを感じます。
“無印良品”も、食事とお茶を楽しめるカフェ併設大型店を検討中です。
少し驚いたのが“リンガーハット”です。
セルフスタイルのカフェを併設したお店がオープンします。
それだけ、コーヒーが好きな日本人が増えたのですね。
併設カフェの最大の利点は、集客力のアップです。
お客は、カフェでゆったりと過ごし、その空間に長く滞在します。
お店側は、その時間、お客様の、視覚、聴覚、嗅覚、雰囲気の、五感にアピール出来ます。
新たなビジネスチャンスの誕生です。
これによりイベントやワークショップを開催することも可能になります。
プレゼンテーションも素敵な演出を企画できます。
カフェとのコラボレーションの代表格といえば、書店です。
“スターバックスコーヒー”は「本を読みながら、ゆっくりコーヒータイム」をコンセプトに、書店とのコラボレーションを展開しています。
活字離れ、ネット販売により、書店での売り上げは激減しています。
こんな時代にあえて「実際に手に取って、試し読みできますよ!」というアピールが功を奏したようです。
このコラボレーションによる書店側のメリットは大きいようです。
今や、書店とカフェとのコラボレーションは、当たり前になっています。
興味深かったのは、器の販売をされているお店です。
好みの器でコーヒーを飲むことができます。
自然と、購買意欲がかきたてられます。
他にもカフェとのコラボレーションは、尽きません。
企業にはビジネスチャンス、客には癒し空間を新たに提供する、「カフェとのコラボ」は今後も増えることでしょう。