行きつけの喫茶店、お気に入りのカフェがあるという人は多いでしょう。
なぜ常連になるかというと、場所が行きやすいから、店内の雰囲気が落ち着くから、インテリアがオシャレだから、お店の人の感じがよいから・・・など、さまざまな理由があるでしょう。
ただ、美味しいコーヒーが飲めるから、という条件は欠かせないもののように思えます。
いつもそこへ出かけられるとは限らないので、カフェで飲むような美味しいコーヒー、自宅でも淹れられたらいいですよね。
それには、いくつかの道具と、淹れる際のちょっとしたコツさえ押さえていればじゅうぶんに可能なことなんですよ。
そのコツをご紹介しましょう。
コーヒーサーバーに濾過器をセットしますが、その後お湯を一旦通して、あらかじめ温めておきます。
こうすると、コーヒーが抽出されたあと、温度が下がりにくくなります。
予熱のためのお湯を捨てたらペーパーフィルターをセットします。
ペーパーフィルターは、底とサイドの、濾過器に接着する部分を互い違いに折り返してくださいね。
入れるコーヒーの粉の量は、1人分で約12gを目安にしてください。
3人分より多ければ、一人当たり11gを目安にすればよいでしょう。粉は、平らになるように入れてください。
はじめの注湯が大切です。
ゆっくりと、ポットの注ぎ口を粉に近づけて細く注いでいきます、粉を全体的に湿らせる程度で、蒸らします。
お湯が粉全体に浸透したら、コーヒーが数滴サーバーに落ちます。このタイミングで、注湯を止めてください。
するろ、粉全体がふくらみます。20秒ほど蒸らしたら、2度目の注湯を行ってください。
今度は、粉の中央部分から、円を描くように外が絵へ向けて注ぎます。
描き終わったら、今度は外から内側へと注ぎます。お湯が減ってしまわないように、3度目の注湯も同様に行います。
だいたい4回この動作を繰り返せばよいでしょう。4回注湯のうち、1回目と4回目のお湯の量を最も少なくしてください。
このように同じ方法で淹れても、はじめのうちは味に差が生まれてしまうかもしれません。抽出時間を2人分で2分程度を目安にして、淹れるようにしてみてくださいね。