カフェの移り変わり

夕暮れのカフェでコーヒーを飲みながら、一日の疲れを癒す。

休日にカフェで新聞を読みながらコーヒーを飲む。

カフェは、一刻の休息を取るには、最高の場所です。

カフェは、コーヒー、またはコーヒー店の意味です。

しかし、ほとんどの場合、後者の意味として使われています。

起源は、フランスにあり、17~8世紀にフランスやイギリスで流行しました。

日本では、1888年東京下谷黒門町に「可否茶館」が開かれたのが最初で、1911年に銀座日吉町にカフェブランタン、同じく銀座尾張町にカフェライオンが開店し、大正末期には、全国に拡がりました。

サラリーマンを中心とした中間層の登場と同時期ということになります。

店舗の形態として、店舗スペースの一部を屋外形式として、開放的にしたオープンカフェという種類もあります。

オープンカフェは、多くの場合、歩道に面した部分を屋外形式にして、テーブルと椅子を置いています。

開放的な雰囲気の中で、コーヒーや食事が楽しめるようになっていて、本場フランスを思わせる点に特徴があります。

特にヨーロッパでは、通りの両側にカフェが並び、仕事帰りのサラリーマンたちで賑わっています。

夜の長いヨーロッパの夏は、カフェで飲むビールなしには考えられません。

日本でも、最近では、このオープンカフェが増えて来ており、よく見かけるようになりました。

夕方からは、ビール、ワインなどのアルコール類を提供するところも多く、ヨーロッパと同じくサラリーマンの社交場となっています。

スペインの「バル」、イギリスの「パブ」と並んで、「カフェ」は、今ではすっかり若者の中に定着しています。

会社帰りは、居酒屋にと考えるのは、昭和生まれのおじさん達だけかもしれません。

街頭インタビューで有名な東京の新橋駅前SL広場のおじさん達は、次第にその生息地を奪われる運命にあるのかも知れません。

居酒屋と同様に街中にあった喫茶店が次々とその姿を消し、外資系のカフェに取って替えられる時代となりました。

見方を変えれば、次の世代を担う若者は、旧来の個人個人の付き合い方を変えようとしているのかもしれません。

どう見ても、オープンカフェで貢ぐ若者の方が、居酒屋に群れるおじさん達より、スタイリッシュに見えます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です