カフェオレが好きな方、カフェに行ったら必ずカフェオレをオーダーする、という方はけこういるかもしれません。
特に女性に人気が高いカフェオレは、ドリップコーヒーにミルクを加えたものですが、カプチーノやカフェラッテよりもコーヒーの成分が薄く、ですので若い人たちにも安心して飲んでいただけます。
コーヒーが苦手な方にとってもマイルドで飲みやすい味ですよね。
カフェオレというと、カフェによってはちゃんとカフェオレボウルに注いで出してくれるところもあります。
同じカフェオレでも、カフェオレボウルに入っているとなんだかうれしく、そしてほっこりとする気がします。
カフェオレボウルは、日本ではカフェオレボウルと呼ばれています。
本場フランスでは、ボウルと呼ばれたり、プチデジュネボウルと呼ばれたりするようです。
ボウルというのはおわんという意味でおわん、あるいは朝食用おわん、という意味になります。
事実、このボウルはカフェオレ用よりもむしろシリアル用として現在では用いられているようですね。
大きさも形も、ちょうどいいんですよね。^^
この、カフェオレボウル、1800年代にはスープボウルと呼ばれていたということです。
つまり、スープ用の器であったというんです。
当時は現在のカフェオレボウルよりもサイズが大きく、ちぎったパンを浸しながら食べるのにもってこいの形でした。
カフェオレボウルの歴史は、フランスにおけるコーヒーの普及の歴史と関係があります。
つまり、一般の庶民がコーヒーを日常的に飲めるようになった1920年代に入ってから、カフェオレボウルの生産は盛んになってきたようです。
その当時から、中のコーヒーにパンを浸して食べる習慣があったようです。
当時のカフェオレボウルはまだひとつひとつ手作りが多く、そのため形もびみょうに違いがあり、手作り感ある、味わい深い形になっています。
これまでふつうのカップでカフェオレを飲んでいた、という人はいちどカフェオレボウルで飲んでみてはいかがでしょうか?