あなたがお気に入りのカフェでは、どのような食器を使っているでしょうか?
食器やカとラリーは、カフェやレストランなどではそのお店の個性を表すとても大切な要素ですよね。
使っている食器によって、そのお店のイメージが左右されるといっても過言ではないかもしれません。
さて、喫茶店やカフェなどで大切な食器類といえば、やはりまずはじめにコーヒーカップが挙げられるでしょう。
そのお店で扱っているカップ&ソーサーに、そのお店やオーナーの個性、好み、コンセプトが意識的であれ無意識的であれ、かなり反映されているものです。
ごくオーソドックスな白い磁器のものや、オシャレな形状や絵柄が書かれているもの、ヨーロッパの高級メーカーのものを使用していたり、はたまた陶芸家による一点ものを、そのお客様の個性に合わせてお出ししている、というお店も中にはありますよね。
カップ&ソーサーは、コーヒーを飲む私たちにも知らず知らずのうちに、大きく影響を与えていて、飲んでいるコーヒーの味までイメージ的に左右されているといえます。
でも、カップの材質や形状は、実は見た目や手に取ったイメージからだけでなく、実際に飲むコーヒーの味にも影響を与えているんですよ。
たとえ同じコーヒーを飲んでいるとしても、カップが違えば味の印象も変わってくるのです。
まず、カップの素材は、口につけたときの印象が変わりますので、味にも影響を与えます。
そして、カップの厚みしだいで、中のコーヒーの保温効果も変わってきますよね。
こうなると、コーヒーカップは安易には選べなくなってしまいますよね。
コーヒーは、その温度が風味にとって大切な要素です。
あまりに熱すぎると味が感じられませんし、冷たすぎると美味しくはありません。
熱すぎずぬるすぎず、冷め気味でも60度以下にはならないように気をつけてください。
コーヒーカップの口にあたる部分は薄く、カップの下部は厚みがある形のものがおススメです。
また、コーヒーを注ぐ前にあらかじめ温めておくと、コーヒーが冷めにくく美味しく感じられますよ。