バリスタの仕事について

最近は、カフェブームやコーヒー人気の定着があって、エスプレッソマシンやそれを操るバリスタに注目が集まっています。

バリスタがかっこよくスピーディーにエスプレッソを作る様子はかっこいいですし、憧れる人も増えているようです。

『自分もバリスタになりたい!』と、考える人たちもけっこう多いみたいですね。

エスプレッソマシンは、機械ですが全自動で動いてくれる機械ではありません。

それを操る人の技術やさじ加減によって、エスプレッソの味は大きく左右されるのです。

優れたバリスタが作ったエスプレッソは黄金に輝く魔法の1杯ともいえるほど、素晴らしいものであり多くの人をリピーターにしてしまう力を持つものです。

美味しいエスプレッソを作るためにはやはりいくつかの守るべきポイントがあります。

まず、新鮮で質が良いコーヒー豆を選ぶことは必要不可欠です。

また、エスプレッソ用の豆は普通のコーヒー用のものよりも焙煎度が高いものを使います。

これといった絶対的な焙煎度が決まっているわけではなく、これはイタリア国内でも地域によって違いがありますし、シアトル系のエスプレッソであれば最も焙煎度が高いイタリアン・ローストを使用するのが普通です。

いっぽう、イタリアではシティロースト~フルシティーローストと、やや浅めに焙煎されたものを使っているようです。

焙煎された豆を、どのくらい細かく挽くか、というのも重要な要素です。

鮮度が非常に重要となりますので、エスプレッソを淹れる直前に挽くのが理想的です。

エスプレッソ用の豆は細かく挽きますが、この細かさを見極めるのはバリスタにとって最も腕の見せ所のひとつであるといわれています。

エスプレッソ用のコーヒー豆は、専用のミルで挽きますが、これは金属フィルターの中でのお湯の圧力とフィルター内の通過時のバランスを良くするためなのです。

また、粉末の1杯分の量を見極めるのも、バリスタにとってはエスプレッソの味を左右するとても大切なポイントです。

エスプレッソの職人 バリスタのお仕事

現在日本では、いわゆるシアトル系のコーヒーショップのチェーン店は、非常に人気があり数も増えています。

そこでは、カフェラテやカプチーノ、マキアートなどといった言葉がメニューに並んでいます。

これらのコーヒーが私たちの身近になって、飲みたいときに飲める、身近な存在になりました。

それとともに、バリスタという職業への注目度も高まり、人気も出てきているのです。

これらシアトル系で扱われているコーヒーメニューのほとんどのベースとなっている飲み物は、エスプレッソです。エスプレッソそのものは、日本国内ではそれほどは多く飲まれていないかもしれません。

ただ、シアトル系のコーヒーの人気を考えると、美味しいエスプレッソなくしてこれらの飲み物を美味しくいただくことは不可能といえるでしょう。

プロのバリスタというのは、エスプレッソを始めとする、エスプレッソマシンの扱いを含む職人であり、さらには、お客様へおもてなしや思いやりのあるサービスが出来る人のことでもあります。

バリスタというのは、もともとはイタリア語であり、「バールで働く人」という意味があります。

バール(Bar)というのはいわゆるバーのことですが、日本でいうバーとはちょっと違います。

イタリアでのバールというのは、カフェや喫茶店的な意味合いが強いです。

バーのバーテンダーというと、もっぱらアルコール類を扱う人ですが、バールでのバリスタは、ノンアルコールの飲み物の中でもとりわけコーヒーについての技術や知識を有している人の事を指しています。

イタリアにおけるバールというのは、イタリア人の日常生活でなくてはならない存在なのです。

立ち飲みで、ちょっと何かのついでに立ち寄って1杯のエスプレッソを2口、3口で飲み干していく、というのは典型的なイタリアの光景なのです。日本には、厳密な意味でのバールというのはほとんどないかもしれません。

日本でも、エスプレッソマシンを使って、その日の温度、湿度、コーヒー豆の様子などから判断して豆を挽いてマシンを操り、最高の1杯を淹れるバリスタが増えています。

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