動物カフェといえば、猫、犬カフェがポピュラーですが、最近、ヤギカフェができたみたいです。
都会には、癒しを求めている、サラリーマンやOLや主婦などさまざまな人がいます。
今回のヤギカフェの発想は、もともと音楽プロダクションだった運営会社の所属アーティスト「羊毛とおはな」らしいのです。
活動シーンはカフェが多く、それにちなんで羊を飼おうとしていたそうなんです。
ただ、毛や臭いの問題を考えた結果、手がかからないだろうというのでヤギカフェになったそうです。
ヤギカフェで人気なのが、ヤギとのお散歩というふれあいのサービスです。
これは、週二回行われているサービスで、これを目当てで来店する人がいるくらい、人気になっています。
都会の喧騒の中で、ヤギが縦横無尽に闊歩します。
そして、ぐいぐいと人間を引っ張っていき、草をむしゃむしゃと食べる姿は、なんだかほっこりさせられますよ。
そんなヤギカフェのメニューには、アイスなどのスイーツがあり、インパクト大のヤギのふんチョコレートというのまであります。
実際のふんを模したもので、実際のふんではありません。
ヤギの魅力はなんといっても、おとなしいことです。
草食動物なので牙はなく、ぺろぺろ舐めてくれます。
その愛らしい行動に癒される人続出。
ここのヤギの種類はシバヤギという種類で比較的ヤギの中では小さい部類になります。
体格は20~30Kgです。
人間とヤギの関係は、犬の次に古いとされます。
家畜化されたのは新石器時代と推測されています。
ヤギが日本に来たのは15世紀ころに東南アジアから持ち込まれたのが最初みたいです。
私がヤギと最初に出会ったのは、幼いころ、農家を営んでいた知り合いの家でした。
その時に、初めてヤギの乳を飲みました。
牛乳に似ていますが、若干薄い感じがしました。
ヤギは乾燥地域に耐える能力が高いため、放牧民族には重宝されるみたいです。
そんなヤギが日本では最近、カフェの愛玩動物として人気を博しています。
そんなヤギカフェが日本全国に広がるかはわかりませんが、日本には変わったカフェがいくつも存在する珍しい国なのかもしれません。