カフェと言うのは、もともとコーヒーの意味のようです。
フランスが、発祥の地であるらしく、フランスを見習う形で発展したそうです。
日本では、見られない光景だと思いますが、立ち飲みとカウンター席の料金が一番安く次ぎは、お店の中のテーブル席、そして外にあるテラス席が、一番高い料金となっていたようです。
今では、カフェといろいろな物を組み合わせる複合カフェとして「インターネットカフェ」「ギャラリーカフェ」「ブックカフェ」「ドッグカフェ」「猫カフェ」など、たくさんのカフェが街にあふれています。
ドッグカフェや猫カフェなどは、住宅事情で家ではペットを飼えない人たちには、いやしを飲み物と一緒に提供しています。
お気に入りの犬や猫が見つかれば、度々通うことになり安定した顧客を獲得する事ができるようです。
時代に沿ったとてもよいアイデアだと思います。
昔のような喫茶店ではなく、若者がよく利用するチェーン店のカフェもあちらこちらで見られます。
チェーン店のカフェは、もともとは喫茶店には行けない人々の為に安く飲めるのを目的に作られたお店らしいのですが、今は全く様子も目的も違うお店になっているようです。
覚えきれない程のたくさんのメニューを覚えるのは、スタッフとしては、大変だと思いますが、やりがいもあるでしょう。
インターネットカフェをのぞいてみると、「スムーズに注文する為には」などを読むとスタッフとお客さんの位置が、逆転してしまっているのではないかとさえ思ってしまいます。
これは、これで上手なお商売のやり方なのでしょう。
難しいメニューではありますが、パソコンをしたり、仕事をしたり出来るような、空間を中心に提供しているとも言えるでしょう。
昔私たちが、よく通っていたような、器にもインテリアにも音楽にもこだわっていたようなお店とは、一味違いますが、それぞれの目的に合わせて使いこなせばよいのでしょう。
時代は変わって効率的な事や経済的な事を優先しがちですが、もっとゆとりのある、ビジュアル的な事にもこだわりを持ったカフェも欲しいと思っている人もいるのではないでしょうか。