外出先でお茶をする機会、みなさんはあるでしょうか。
多分、ない方のほうが少ないかと思います。
カフェや喫茶店等を利用するのが一般的でしょう。
お茶と言いながら飲むだけではなく食べる事もあるでしょう。
目的は休憩や待合せ、時間潰しやカフェに行く事その物だったりするのでしょう。
日本以外の世界の国々、特にヨーロッパでは少し違った面があるようです。
フランスの都市部では生活の一部と言われ、歴史的に政治や思想に影響を与えた場所がカフェだと言われおり、現在で
もそのような文化的な一面が残っているそうです。
またオーストリアのウィーンではカフェハウスと言われ、無形文化遺産にも登録されたそうです。
日本は明治時代になって喫茶店が出来たとあります。
その頃は、ヨーロッパと同様に文化人と言われた人たちが集ったそうです。
猫カフェやメイドカフェは、いわゆる日本独特の進化版と言えそうです。
現在の一般的なカフェでも、やはり日本独自の変化をしたと考えられます。
知的文化というより商業主義的な面が、日本では強く表れているのではないでしょうか。
世界の国別コーヒー生産量を見ると1位がブラジルです。
日本のコーヒー豆輸入実績(2011年度財務省発表)を見ると、やはりブラジルが1位です。
日本は、国別消費量で4位、一人当たりのコーヒー消費量は12位です。
両方ともフランスより上位に位置しています。
ただ、日本茶があるにも係わらず、何故輸入してまで消費しているのか疑問があります。
お茶の葉である原料は国内で賄われ、身近にあるものなのですが不思議です。
しかし、少し前のデータですが、日本人の好きな飲料ランキングでは性別や年代別もありますが、全体的には僅差ですが緑茶が1位という結果もあります。
それでもやはり、日本人の食文化の多様化の一因で、嗜好が変化したと考えられるかもしれません。
喫茶店やカフェも同じようなもので提供できる商品は、役所へ出す書式内容の違いでアルコールや料理の種類に差があります。
両者の名前の印象で言えば、カフェはおしゃれで華やかさがあります。
喫茶店は飲食その物が対価の対象ですが、カフェはインテリアや雰囲気やネーミングも含まれている感があるのではないでしょうか。
最近では喫茶店やレストランという区分が古く感じられ、時代にあった新語としてカフェと言う言葉が多用されていると思います。
お店のスタイルは専門店より、なんでも屋的な店の方がリスク回避になるのではと思います。
何故なら、はなから縛らないほうが集客も変わらないしブームにも乗れますし、原材料の経済変動による影響が少なくて済むと考えられるからです。