昔は喫茶で今はカフェ

1878年に日本で初めて店頭でコーヒーを提供したのが喫茶店の始まりです。

1888年には本格的な喫茶店が東京に開店しました。

1960年代は、ジャズ喫茶の全盛期で、その店のマスターの音楽に対する感覚と情報量によってお客にジャズの知識を与えてくれる店が繁盛していました。

当時、自宅の音響装置は貧弱なものでしたので、ジャズファンは高価な音響装置でレコードを大音響で聞かせてくれる空間は、憩いの場所でした。

ジャズ喫茶では何処から誰からとでもなしに、私語禁止のルールが行きわたりジャズを聞く姿勢、マナーが出来ていました。

そしてジャズ喫茶、終焉の時が訪れると少しずつジャズ喫茶は姿を消していき、やはり残ったのは音楽のセンスと情報の豊かなマスターのいる店でした。

1975年頃、街にはゲーム喫茶があふれインベーダーゲームという、テーブルゲームが大ブームになりました。

このゲームはテーブル自体がゲーム機になっていて、画面の上方からズンズンと下へ迫り込んでくるインベーダー(宇宙人)を、左右に移動する砲台で撃ち落すものでした。

時々上空に飛来する円盤を撃ち落すとボーナス点が加算され、世界中でヒットした国産のゲームです。

結果、喫茶店のテーブルが、このインベーダーゲーム用のテーブルに次々と変わってゆきました。

またこのゲーム機の登場で賑わっていた喫茶店が姿を消したのは、子供の教育上良くないことだと思われたことからでした。

1990年代になるとパリさながらの店の外に、椅子を並べ黒い蝶ネクタイに白いエプロンを巻いたギャルソンがいるフレンチカフェが台頭してきます。

1996年には、アメリカのコーヒーチェーン店が展開すると、コーヒーとカフェオレが本流だった日本に、エスプレッソのカプチーノやカフェラテが普及していきました。

現在、喫茶店からカフェという形態に変わりましたが、あわただしい毎朝に喫茶店のモーニング・サービスというシステムは大変、助かりました。

早朝、喫茶店に入るとコーヒーにトーストとゆで卵、サラダの軽食をコーヒー1杯の値段で提供してくれるものでした。

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