ほとんどの女性は40歳代から60歳代に更年期を迎えると言われています。
そして、更年期障害という、つらい症状は個人差があるもので、全く経験しない人もいます。
はっきりした原因は不明ですが、ホルモンのバランスが崩れることが考えられます。
メンタル心理からみれば、ストレスによって引き起こされる人が多いのではないでしょうか。
症状としては、イライラしたり、くよくよしたり、涙もろくなったりと気持ちが不安定になります。
また、一般的にホットフラッシュといわれるもので、急に顔がほてり首から上だけ汗をかく人もいます。
さらに不眠で悩まされては、日常に支障をきたすことになります。
では、更年期症状は女性特有のものでしょうか。
実は男性にもあるのです。
男性の場合の原因も男性ホルモンの減少により起こりやすいようです。
もともと男性らしい男性であった人が更年期に入り症状として現れますが、ハッキリした自覚症状がないことが特徴のようです。
そのため、男性は「ただのなまけ者」として見られるので、屈辱感は耐え難いものでしょう。
女性も男性も更年期症状は似ているので、それらの症状を軽減する方法も同じように考えられます。
アルコールやカフェインを控えたり、スパイスの効いた食べ物は制限したり、これらの食習慣の改善はホットフラッシュには有効かと思われます。
また、一般的ですが喫煙は良くないですね。
早寝早起き、規則正しい生活を心がけるのはいうまでもありません。
しかし、それができないから不調になるのであって、「したいけど出来ない」と思うことで悪循環に陥ってしまいます。
では、どうすれば良いのでしょうか。
まず、自分で更年期症状のようだと感じた時に一番に大切なのは「一人で抱え込まない」ことです。
大体、性格的に真面目な人、几帳面な人ほど症状が出るといいますから、困ったものです。
家族なり、友人に包み隠さず話す事で、少しずつ改善していくといわれます。
更年期は一時的なものと思えば、メンタル的につらさは軽減し乗り切ることが出来るでしょう。