珈琲と明石焼きと神戸カフェ

私が学生時代に神戸で過ごしていた頃、通学路にちょっと変わったカフェがありました。

このお店は、学生で賑わっていて、コーヒーと蛸スープが大人気でした。

蛸スープとは、瀬戸内海で取れた、新鮮な明かし蛸を玉子と薄力粉で焼き上げたものを、カツオの出汁で作ったすまし汁に付けて食べる軽食です。

最初先輩に連れって行ってもらった時、店内は沢山の学生たちで賑わっていました。

お店はテーブルとパイプ椅子を置かれていました。

私たちも椅子に座り、メニュー表を見て驚きました。

メニュー表を見てみると、『コーヒーAセット、コーヒーBセット、カフェオレAセット、カフェオレBセット』と書かれています。

コーヒーAセットは、サンドイッチとコーヒー、そしてコーヒーBセットはコーヒーと明石焼きと書いてありました。

私は店内や周りで食べているお客さん達を見回しました。

お店のメニューには、たこ焼きもありました。

たこ焼きとコーヒーなら、理解も出来ます。

ただ、明かし焼きとコーヒーのセットには、戸惑いました。

先輩は、見た目よりも案外合うから、食べてみたらと言いながら、店員さんに早速注文してみました。

食べてみると、確かに、見た目と違って美味しく感じました。

コーヒーとはお世辞にも合うとは言えませんが、コーヒーも美味しく飲めました。

神戸の街は、明かし焼きの専門店が多くあります。

お店のパッと見は、普通のたこ焼屋さんの造りです。

洋風の造りのお店は、普通の喫茶店風に見えます。

しかし、お店へ一歩足を踏み入れてみると、お店のカウンターやテーブルで明石焼きの匂いが漂ってくるのです。

神戸の中華街へ行ってみると、『ポーズ(肉まん)と飲茶セット』と書いてお店へ行ってみると、中華カフェでもポーズの飲茶セットを食べている方々が多いようです。

神戸と言った街の名物は、普通(神戸サンドイッチ)が支流です。

神戸の街の奥へ入って行くと明石焼きとコーヒーを提供するような、ちょっと変わったカフェもあるのです。

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