生き残るカフェに必要なもの

一時期のカフェブームが飽和状態になり、人気店はいつも繁盛し、反対に姿を消していく店も増えています。

これからのカフェは、ただコーヒーを提供するだけでは生き残れません。

更にその流れに拍車をかけたのが、セブンカフェの出現です。

セブンカフェでは、淹れたてのコーヒーが100円で飲めます。

カフェブームが少し落ち着いたと言っても、日本人は1週間に1人当たり平均10杯以上はコーヒーを飲むというデータがあります。

セブンカフェは、淹れたて、高品質を保てる提供マシン、仕入れルートの開発に年月をかけて成功しました。

戦略的に「セブンで朝食を調達」というコンセプトも当たり、セブンカフェ利用者の2割がパンや軽食を買っていくといいます。

まさにカフェ業界にとっては痛い進出だったのでは、と思います。

そんな中、代表的な大手のカフェ業界に動きが見られました。

スターバックスは、カウンターなどの席を増やし、電源も増設するという店舗が増えてきています。

落ち着いた“空間”で、仕事や作業をしたいという顧客のニーズを考慮したのでしょう。

ドトールコーヒーは、今までの低価格戦略と決別し、落ち着いて長居できる“空間”の提供に方向転換しました。

回転率は下がるので、客単価が上がるメニュー設定にし、内容の充実に力を入れています。

タリーズコーヒーは「朝活ブーム」に着眼して、利用しやすいスペース作りや、子連れでも利用しやすい“空間”の店舗を増やしています。

ここで各社共通しているのは“空間”です。

コンビニや安いコーヒーに対抗して、価格で勝負せず、それぞれのコンセプトでの“空間”にこだわっています。

もう1点、カフェの生き残りに必要なことは、その店の顔となる“シンボル”です。

お客様に好かれている店員さん、喜ばれる接客が出来るカフェは、必ずリピーターを獲得できます。

シンボルは目に見えない心の接客です。

そして、シンボルのあるお店は「口コミ」で評価を得ることができます。

昨今、スマートフォンやウェブの影響は大きく、「口コミ」は集客力に大きく反映されます。

これからのカフェは、コンセプトがはっきりしている“空間”と、素敵な“シンボル”が必要です。

この2つがあると、お客様の心を掴むことができ、必ず生き残ることができるカフェになるでしょう。

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