今はお茶を飲むお店は、ファストフード的なお店が多くなってしまいました。
昔はと言うか、少し前まではもっと食器やインテリアなどにもっとこだわったお店があったと思います。
今は、紙コップで出すお店が当たり前のように増えてきています。
味気ないと、私は思いますがそれに慣れた人たちには、何でもないのかもしれません。
元々ファストフード的なお店は、普通の喫茶店に経済的に行けない人たちの為に作ったらしいのですが・・・。
今やお値段もお安くはありませんし、最初のコンセプトの雰囲気さえも感じられません。
先日テレビで、発展途上国でこの有名店のロゴを真似たロゴの屋台のお店ができて、そのお店が裁判所に訴えられていました。
こんな大きなチェーン店を持つお店が、なんで小さな屋台の喫茶店を訴えるのだろうと不思議に思いました。
しかし、大きなチェーン店は、最初屋台のような形式のお店からスタートした事を思い出しました。
いつ自分と同じようにチェーン展開になるかわからないと危機感を感じたのでしょう。
自分が始めたのと同じ形式で始めたのですから。
少しは、昔のような喫茶店に戻ればいいのにと思います。
ですが、戻るどころか最近は、ニューヨーク形式が、ドンドン入ってきているようです。
優雅さとかではなく、合理的でスピーディーに歩きながらでも、ドンドン食べたり飲んだり、ポップコーンの種類も豊富で面白いです。
けれども私は、ウィーンのお城の中にいるような、旧式でデコラティブな喫茶店ができればいいと思っています。
私の理想の喫茶店は。
まずは、あまり大きすぎないシャンデリアの照明であることです。
次に、クラシカルな家具を置きティーカップは、あまりゴテゴテしない優雅な感じの物を中心に雑貨なども揃えていきます。
ドイツ製の多くは、デザインもよく、ほどほどの飾りで素敵で知的さも感じられます。
そういった物で、カーテンやテーブルセンターなどクロス類も揃えてみたいと思います。
お店のコンセプトは、いつでも音楽に浸れる空間で、優雅にくつろぎませんか?
スプーンやフォークなども銀製で楽器奏者のデザインの物を使えば、さらに素敵でコンセプトに合致したお店になると思います。
最後に、お花は生花を飾ります。
生花には、目には見えませんが人を元気にさせ、幸せな気分にしてくれます。
こんなお店が出来れば、もっと街も穏やかで落ち着きのあるような気がします。