最近は、コーヒーといえばもっぱら大手コーヒーショップのチェーン店で飲むもの、というイメージを持っている人が特に若い人には多いかもしれませんね。
こういったコーヒーショップは、コーヒーメニューの豊富さが特徴のひとつです。
よく通っている人は、自分のお気に入りのコーヒー、いつもオーダーするコーヒーというものが必ずといっていいほどあるものです。
習慣的にカフェラテを頼んでいる人も多いことでしょう。似たような?
コーヒーにはカプチーノがありますが、両者のちがいは一体何なのかと問われると、はっきりと答えられる人は少ないように思えます。
カフェラテもカプチーノも、エスプレッソをベースにして作られていることには変わりはありません。
違いは、牛乳にあります。カフェラテには温めたスチームミルクが加えられており、カプチーノにはスチームミルクに、さらにあわ立てたミルク、フォーム度ミルクが加えられているのです。
ただ、アメリカなどからやってきたコーヒー専門のチェーン店では、伝統的なものとはちがって
カフェラテにもスチームミルクを加えているようですね。ただ、カプチーノと比べたその泡の量は少なめになっています。
このようなコーヒーショップは、イタリア系に対していわゆる「シアトル系」と呼ばれています。
現在日本では(あるいは世界規模で、ともいえるかもしれませんが)このシアトル系が主流となっています。
コーヒーの味にコダワリがあるカフェなどでは、コーヒー豆に「アラビカ種」を使用していることを
アピールしているところが多いようですね。
アラビカ種を100%使用しているお店では、それを売りにしているところも見られます。
とにかく、本来のコーヒーの分類では、ミルクがあわ立っているものがカプチーノになります。
カプチーノを作るのに必要なスチームドミルクやフォームドミルクを作るために、
エスプレッソマシンやミルクフォーマーを使用します。
カフェによっては、バリスタがこの泡の上にイラストや文様などを描いてくれるところもありますよね。
これは日本ではラテアートと呼ばれています。