紅茶はストレートやミルクティー、レモンティーなど現在、日本でも広く飲まれています。
自販機やコンビニなど、どこでも購入することができます。
そんな当たり前に飲まれる紅茶ですが、紅茶には様々な効果・効能があります。
紅茶は種類が多く、産地も色々でそれぞれが違う特徴を持っています。
紅茶といえばイギリスのイメージですが、実際イギリスで紅茶はかなり愛飲されています。
しかしイギリスに産地があるわけではありません。
世界三大銘茶とされているのは、インドのダージリン、スリランカのウヴァ、中国のキームンとされています。
ほかにもたくさん種類があるので、異なる味、香り、風味を飲み比べてみるのもいいかと思います。
紅茶には、身体に良い成分が沢山含まれていますが、主な成分は、タンニン、カフェイン、テアニンの三つです。
タンニンは、渋味の一種で、カテキン類、ポリフェノールを多く含んでいます。
カフェインも苦味の成分になり、テアニンは、旨味の成分になります。
これらの成分は、日本茶などよりも大変多く含まれていて、ガンの予防にもなると言われています。
さらに紅茶の成分で、特に注目を浴びているのは、「紅茶フラボノイド」です。
この成分は、身体の細胞を酸化させる活性酸素を抑える働きをもつ抗酸化物質で、ビタミンと共に摂取するとより良いと言われています。
ミルクやフルーツティーなどにして身体に摂り入れることにより、健康な身体を維持できます。
他にも紅茶には、リラックス効果や、疲労回復効果など、心身ともに落ち着かせてくれる作用があります。
紅茶に含まれる成分のひとつ、「タンニン」にはカテキンや紅茶フラボノイドを多く含んでいて、抗酸化作用、血中コレステロールの抑制作用、血糖上昇抑制作用、動脈硬化抑制作用などがあります。
この成分により、成人病の予防に大変効果があります。
運動不足や喫煙、飲酒などは成人病の原因になり、治療も難しいといわれていますので、毎日紅茶を摂り入れると良いでしょう。