紅茶を飲むと、さまざまな健康効果が期待できるといわれています。
特に、紅茶の持つ抗酸化作用は、要注目ですね。
現代人の多くがかかってしまう、ガンや糖尿病、脳卒中などの生活習慣病の発生を抑制する抗酸化作用がある、紅茶フラボノイドを含んでいるのです。
ストレスが多い現代社会で生きていくには、抗酸化作用を持つ食品や飲み物を、私たちは上手に取り入れていかなければなりません。
ですので、紅茶はぜひ積極的に飲んでいただきたい飲み物です。
できれば毎日、2~3杯くらい飲めればいいですね。
同様に抗酸化物質であるビタミンC、ビタミンE,ビタミンA(カロテン)、そして主要ミネラルの一種、セレンなどを含んでいる
食品と一緒に摂ることで、より効果的に抗酸化作用を取り入れる事が可能になります。
ということはつまり、野菜やフルーツ、卵、牛乳やバターなどと紅茶を一緒に飲むという習慣は、とても栄養面で理に適った
ものであるといえそうですね。
ただ、あまりカロリーを摂り過ぎないように、自分でコントロールしてくださいね。
このような抗酸化作用意外にも、紅茶にはさまざまな健康効果が期待できます。
紅茶に含まれているフラボノイドには、殺菌効果や抗菌作用があるとされています。
ですので食中毒菌なども殺菌してくれたり、インフルエンザウイルスの感染力を奪ったり、などの効果が期待されます。
カゼ予防になりますし、喉に痛みがあるときには、紅茶でうがいするのもいいかもしれません。
また、お茶の葉には他の植物よりも比較的フッ素が豊富に含まれています。
お茶の中でも紅茶に最も多く含まれているそうです。
紅茶に含まれるフッ素が、歯のエナメル質を強化して、虫歯予防にもなるということですね。
ちなみに、紅茶には約5%のカフェインが含まれており、これはコーヒーの約2倍にもなります。
カフェインは、覚醒作用や新陳代謝を活発にする作用などの効果があるといわれていますが、紅茶のカフェインはコーヒーよりも穏やかに作用するので、覚醒作用よりもむしろ鎮静作用の働きが期待できるでしょう。