「紅茶」の発祥地と言えば、中国雲南省から西はインドのアッサム地域です。
今では、世界のお茶生産の8割が「紅茶」と言われています。
しかしながら、中国や日本では「緑茶」が主流で紅茶は到底およびません。
それとは逆に、ヨーロッパ、アメリカはお茶と言えば「紅茶」で、特に消費量が多いのがイギリスで「紅茶」の本場ですね。
そして、「紅茶」は体に優しい大変に良い飲み物として、古くから親しまれてきました。
中国では「不老長寿の霊薬」として、イギリスでは「万能に効く東洋の秘薬」として重宝された万能茶です。
そんな「紅茶」は、健康にどのように作用するのでしょうか。
まずは、抗酸化防止効果があり、生活習慣病の予防に良いと言われています。
現代の豊食社会では肥満が増え、栄養が偏り、体調の異変を訴える人が急増しているのではないでしょうか。
そのような訳で最近は、体に良いお茶のCMをテレビでよく見ますね。
そこで紅茶の登場です。
紅茶は、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。
これらの栄養を補給して新陳代謝を整えます。
また、殺菌やウイルスの活性を抑える効果があり、風邪を引きにくい体質になるそうです。
その上、ストレス解消や、慢性的な疲労にも効果があります。
更にダイエット中の人には朗報です。
なんと、紅茶に含まれるカテキンには糖分の分解酵素があります。
そしてカフェインですが、脂肪分解作用、脂肪燃焼促進作用があります。
それで、体重のコントロールが期待できそうです。
いまや肥満については「メタボリックシンドローム」といわれ、世界の注目の的です。
各国の人口当たりの成人に占める割合の調査によると、1位がエジプトで35%、2位がメキシコで33%、3位はアメリカの32%です。
では、日本はどうでしょうか。
なんと5%未満ですよ!
この事からみて、和食が「ユネスコ」の文化遺産に選ばれたのはうなずけます。
そこで、紅茶と和食の融合をわたしは考えました。
体質改善に紅茶は、本当に役に立ってくれそうですね。