食後の一杯の至福

週末の休日に普段の決まりきった日常生活とは違った一日を送ろうと、散歩がてらと言いますか、気分転換を兼ねて家の周囲や近くの道をゆっくりと気ままに疲れない程度に歩くことがよくあります。

そういった中で、ここに、こんな建物があったのかなとちょっとばかり新鮮な気持ちになったり、ここら辺りはいつまでたっても変わらない等と、妙に落ち着いたような半ば諦めに似た気持ちになったりと、心が何とはなしにさざめくような変な面持ちになったりすることがあります。

私がよく散歩する道沿いにカフェがあり、お昼近くになるとよく、ここでランチセットを頼みます。

どこにでもあるような感じのカフェで、これもまたどこにでもあるような「お昼の日替わりセット」を頼むわけですが、食後のコーヒーまたは紅茶がセットになっているのはうれしいことです。

私はコーヒーを選ぶことが多いのですが、この食後のコーヒー一杯で食事そのものの印象と言いますか、食事全体が左右されることが往々にしてあるのは、皆様も経験がお有りではないでしょうか。

ランチセットに付いているコーヒーなのですから、特に上質なコーヒーでもないのでしょうが、脂っこい食事の後などで、さらっとした感じの香りの良いコーヒーをたとえ少量でも飲めるのは、うれしい限りです。

口の中がさっぱりするだけでなく、コーヒーの香りで精神的にも満たされるからです。

休日の午後に、お手軽な値段でおいしい食事と香りの良いコーヒーを飲み、店に置いてある新聞や雑誌、コミックなどをゆったりとした気分で読むひとときを過ごすのは、週末で仕事や家事に疲れた体や心に再び活力が湧いてくる感じで、とても大切で有意義な時間だと思うのです。

私の場合は、一人でふらりとカフェに入ることが通例ですが、友人や知人、職場の同僚、さらには恋人などと一緒に入る人たちは、食事しながら楽しく談笑し、ちょっとした情報交換の場にもなっているようです。

隣のテーブルのそういった明るく朗らかな雰囲気を近くで感じて、私も温かくなれることが、私のカフェ通いの楽しみのひとつです。

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