日本は、カフェブームが成熟期入り、オーナーコンセプトカフェとスターバックスなどの大手チェーン店との棲み分けも見えてきたところと言えます。
ところが、韓国のカフェは今すごいことになっています。
韓国のカフェは、チェーン店が主流です。
数百メートルの範囲内に、カフェが3~4軒あったりします。
とにかく、探さなくても、歩くとカフェがある!といった状況です。
韓国のカフェブームは、2000年にスターバックスが、ソウル第1号店を出店したことから始まります。
今では、韓国のカフェチェーン店の企業数は、日本の2倍の20企業にも及ぶと言われています。
韓国のカフェの特長は、ブレンドよりアメリカーノがよく飲まれているようです。
そして殆どのカフェでWi-fiが使える設備が整っています。
これは旅行などでも、助かりますよね。
それから、何故か、ホットドリンクをストローで飲んでいる女性が多いことです。
不思議な感じがしますが、真似をすると火傷をしそうでちょっと要注意です。
とにかく、たくさんカフェがたくさんあるという韓国。
いくつか代表的なチェーン店をあげてみました。
まずは、カフェブームの火付け役となった、スターバックスコーヒーです。
韓国だけのフードや、韓国だけのスターバックスカードなど特徴もあるようですが、基本的なものは世界共通です。
そして外せないのが、韓国で1番勢いにのっている、韓国発祥の“カフェベネ“です。
2008年に第1号店をオープンさせて、僅かに4年で韓国最大のカフェチェーンに成長しました。
韓国発のカフェとしては、初めてニューヨークに出店を遂げ、さらに世界中に進出し始めています。
「自分の家のリビングにいるようなくつろいだ空間を!」がコンセプトで、日本人韓国客にも親しみやすいのではないでしょうか?
他にもオーガニックにこだわった“ホームステッド・コーヒー”や、エスプレッソブランドの“ホリス”、コーヒーと紅茶のアメリカ老舗ブランド“コーヒービーン&ティーリーフ”など本当に世界中のチェーン店が韓国に集まっています。
あまりのカフェの急増に、公正取引委員会は、既存店舗の500メートル以内に同一のチェーン店が出店するのを規制したそうです。
勢いのすごさを感じますね!
韓国に行けば、世界のカフェチェーン巡りが味わえそうですね。